尋常性白斑
皮膚の色が白く抜ける[尋常性白斑]
じんじょうせいはくはん、と言って、皮膚の色が部分的に抜けていく病気です。
原因は自分の皮膚の中にあるメラニンに対しての攻撃がおき、一種のアレルギー反応(自己免疫の異常)と言われています。
水玉模様のように、はじめは小さめの白斑が生じてきてその大きさが徐々に大きくなったり、数が増えてくるタイプと特定の部分にだけ白斑が広がるタイプとがあります。
白斑の範囲や個数が多いほど、治りにくい傾向があります。
尋常性白斑はなかなか治癒しにくい病気です。
治療法はいくつかありますが、通常は外用剤(ステロイド剤や血行促進剤など)を中心とします。
PUVA療法などの紫外線照射を行う治療法もありますがいずれも効果が不定な部分があります。
健康な人でもこの白斑に似たものが見られることがあります。
一つは、ほくろの周りの白斑です。ほくろ周囲に白く白斑が生じることがあります。
また、老人性白斑と言って、加齢により皮膚の一部分が色抜けして白くなることがあります。
これらは特に心配しなくて良いでしょう。
尋常性白斑の場合の特徴は、白斑の周囲が、逆に「色素増強」と言ってメラニン色素が多くなるため、白斑の白さが際立つと言う点で鑑別されます。
この白斑の白さは、皮膚にメラニン色素が無くなるために生じるものです。
ある大物女優さん(かなり高齢の)はそれが高度に進んだ状態で、逆に肌色の部分が全く無くなったためにしみのない真っ白な肌をいつまでもキープしている・・・という噂もあるほどです。